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球体バッフルABステレオ:ILDに着目した実験結果考察

  • 執筆者の写真: STUDIO 407 酒井崇裕
    STUDIO 407 酒井崇裕
  • 13 時間前
  • 読了時間: 2分

ピアノレコーディングを経て後、2025年11月26日に球体バッフルの有る無しの比較実験をコムフィルタリングの観点から行い考察を行った。

今回は、ILT(両耳間レベル差)に焦点を絞った実験を行い、取得データの分析と考察を行った。理論的なシミュレーションでは、周波数1.4KHzあたりからバッフル音響影の影響が出始め、両耳間レベル差が有意なスロープを描いて自然なステレオイメージ像を結ぶはずである。


実験は以下の通りのセットアップで行った。


・2つのスピーカーの前にステレオマイクセットを配置する。

・二つのスピーカーからLR交互にスイープ信号(20Hz~20KHz)を出力

・交互に出力された音を「球体有」「球体なし」それぞれ録音し分析


なお、スピーカー前面に配置されたステレオマイクセットは2つのスピーカーを結んで出来る正三角形の頂点に位置するように配置した。従って、LRのマイクに入力する直接音は、60度の角度でダイヤフラムに入力することとなり、一般に好ましいと言われるリスニングポジションを想定している。


データ分析は左チャンネルのみからのスイープ信号を録音したデータを用いた。これにより、球体バッフルが右マイクへ入力する音響の影となり、バッフル有る無しの差分を見ることができるはずである。


結論から言えば、球体バッフルABステレオの実測データ構造はシミュレーション結果を裏打ちしており有意な効果が認められた。しかし、その程度は理論値より緩やかなものとなったことは留意すべきである。


スペクトログラム比較


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