NEXT STEPに向けて:マイクロ多孔質吸音球体バッフルABステレオのマイク間隔変更による音響特性の比較分析
- STUDIO 407 酒井崇裕

- 5 日前
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更新日:4 日前
プロトタイプ:マイクロ多孔質吸音球体バッフルABステレオのNEXT STEPに向けて
次回の実証レコーディングに向けての方針を固めるたに音響特性の比較分析の定量評価をまとめた。
この評価に基づいて、現状のプロトタイプは以下の修正を行ってレコーディングを行う予定である。
【方 針】
・ABステレオのマイク間隔はOSS標準の36cmとする
・サイレントボールのサイズは変更せず、直径24.6cmのままとする
・理論上の音響的脆弱性のある周波数帯域に注目し、実際のヒアリングを慎重に行う
【発展的な追加検討】
筆者の使用しているマイクは、2つのダイヤフラムを表裏に配したモデル(EHR-T)であり、この2つの出力のバランスを変えることで、指向性を連続的に可変することができる(イーブンで無指向性)。標準ジャクリンディスクでは、固定指向性マイクの使用しか前例がないため、サイレントボールを配した本プロトタイプで、指向性の自由な設定がどのような効果をもたらすのか興味が尽きないところである。将来的な検討項目として追加したい。





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