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  • 執筆者の写真Takahiro Sakai

岡本卓徳さん ヴァイオリンリサイタル 紀尾井町サロンホール

更新日:2021年8月21日

7月4日に紀尾井町サロンホールでヴァイオリンリサイタルの収録をしてきました。ヴァイオリニストは岡本卓徳さんで、さくらMusic officeさんが主催する「Young Artist ⽀援プロジェクト」でのリサイタルでした。

新型コロナ感染の影響で、このリサイタルも開催が心配されましたが、自粛解除を受け無事開催されました。当日の会場設営にあたり、座席数を減じ、ご来場頂くお客様の検温、記録の保存、消毒、チラシ・プログラム配布の手順など、開催にあたっては細心の注意を払った運営がされ、主催である「さくらMusic office」様のご苦労は大変だったことと思います。そして何より、演奏される岡本卓徳様とご家族の方々のご心配は想像するに余りあり、無事立派なリサイタルにすることができて安堵されたことと思います。残念ながら当初予定されていたご来場者数は減ってしまいましたが、来場が叶わなかったお客様には今回収録した動画をご覧いただくことになっており、私としてもとても嬉しく思います。



Young Artist ⽀援プロジェクトは、将来が期待される若い世代を支援するプロジェクトで、著名アーティストとの共演やソロリサイタルの経験を通じ、レパートリーの拡⼤、演奏家としての意識のあり⽅の実感や新たな発⾒・可能性を⾃覚するなど良き刺激の機会となるべく、演奏者⽬線で様々な⾓度から成⻑を⽀えることを狙いとしています。


岡本卓徳さん:プロフィール

北海道北見市に生まれ、4歳よりピアノ、6歳よりヴァイオリンを始める。イギリスパーセル音楽学校、私立攻玉社中学校を経て、現在、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校ヴァイオリン専攻の高校3年生。山﨑貴子、松原勝也の各氏に師事。これまで、大澤利江子、ベン・ラグ、ナサニエル・ヴァロス各氏に、マスターコースにおいて、澤和樹、沼田園子、ジェラール・プーレ、ソンシク・ヤン、ジュラ・シュトゥッレール、ジョルジュ・パウク、ピエール・アモイヤル、イゴール・ヴォロシン各氏らに、ソルフェージュを茂木眞理子氏に、ピアノを菅野幸子氏に師事。2013年North London FestivalでViolin2部門で優勝。2019年VRSAC国際チェンバー音楽祭、ブリッセル・グランドプライズ・ビルトーソのいずれもアドバンスト・バイオリン・ソロ部門で1位を獲得する。2017年北見芸術文化ホール、自由学園明日館でソロリサイタル「渦」を開催。2019年北見市民会館でリサイタル開催、同年TIHMSに招聘されオランダで4度のリサイタルを開催。その他、高齢者・障がい者福祉施設を中心に多数コンサートを開催している。


岡本卓徳さんは、現在、高校3年生とのことで、今後が楽しみですね。コロナ禍の中で無事開催されたこのリサイタルが、大きな礎になることを願っております。

当日収録した音源の一部をご紹介します。





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