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  • 執筆者の写真Takahiro Sakai

バイオリンとビオラの四重奏団による演奏会 新宿区立角筈区民ホール

11月13日に新宿区立角筈区民ホールで弦楽四重奏の収録をしてきました。珍しいバイオリンとビオラだけの編成で、岡本卓徳さんが作曲された「二台のヴァイオリンと二台のビオラのためのファンタジー」が演奏されました。

「二台のヴァイオリンと二台のビオラのためのファンタジー」は岡本さんが高校時代に作曲した作品で、昨年の初夏、コロナ禍の真っただ中に完成されたそうです。オンライン授業の状況だったため、岡本さんの故郷である北海道に滞在していた期間、ご自身と大自然の対話の中から生まれた作品だそうです。



岡本卓徳さん:プロフィール

北海道北見市に生まれ、4歳よりピアノ、6歳よりヴァイオリンを始める。イギリスパーセル音楽学校、私立攻玉社中学校、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校ヴァイオリン専攻を経て、現在、東京藝術大学に在学中。

山﨑貴子、松原勝也の各氏に師事。これまで、大澤利江子、ベン・ラグ、ナサニエル・ヴァロス各氏に、マスターコースにおいて、澤和樹、沼田園子、ジェラール・プーレ、ソンシク・ヤン、ジュラ・シュトゥッレール、ジョルジュ・パウク、ピエール・アモイヤル、イゴール・ヴォロシン各氏らに、ソルフェージュを茂木眞理子氏に、ピアノを菅野幸子氏に師事。2013年North London FestivalでViolin2部門で優勝。2019年VRSAC国際チェンバー音楽祭、ブリッセル・グランドプライズ・ビルトーソのいずれもアドバンスト・バイオリン・ソロ部門で1位を獲得する。2017年北見芸術文化ホール、自由学園明日館でソロリサイタル「渦」を開催。2019年北見市民会館でリサイタル開催、同年TIHMSに招聘されオランダで4度のリサイタルを開催。その他、高齢者・障がい者福祉施設を中心に多数コンサートを開催している。



曲は約50分にもわたる堂々たる大曲で、譜面を見ると若いエネルギーと繊細さに満ちた様々な工夫とアイディアが盛り込まれていると感じました。私としても、若い音楽家の発表の場でお手伝いできて嬉しい限りです。今後の飛躍を期待したいと思います。

収録した中から最後のアリアをご紹介します。




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