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  • 執筆者の写真Takahiro Sakai

アンサンブル藝弦 2022 特別公演 スタニスラフ・ボグニア氏を迎えて

11月3日、5日、6日の3日間にわたってアンサンブル藝弦の特別公演を収録してきました。ピアニストにスタニスラフ・ボグニア氏を迎え、初日の代々木上原けやきホールを皮切りに、横浜ゲーテ座ホールでの2日間、充実したプログラムで多くのお客様にご来場頂きました。

プラハ芸術アカデミーで20年以上教鞭をとってきたボグニア先生とアンサンブル藝弦との出会いの始まりは、2019年の夏、チェコ・プラハで行われた室内楽講習会だったそうです。ボグニア先生の音楽性に触れたことが忘れられず、来日の演奏会の場で、共演のオファーをしたところ、快く引き受けて頂いたそうです。その後、世界がコロナ禍に見舞われるなどの困難がありましたが、それを乗り越えながら着実に計画が進行し、今回の特別公演が実現しました。


サウンドチェックをしながら、じっくりリハーサルを拝見させて頂いたのですが、ひと事で言えば、皆さんの全身から音楽があふれ出ているようなアンサンブルの響きで、ボグニア先生は、ポイントになる部分では、身振り手振りを交えながらイメージを喚起するような言語表現で音楽をまとめていく様子が印象的でした。お写真では彫りが深い厳格な雰囲気がありますが、それとは対象的に、フランクで温かいお人柄が感じられ、音楽をしているのが楽しくて仕方がないといったご様子でした。そうしたボグニア先生に感化され、アンサンブルが活き活きとまとまっていくのが手に取るように分かります。私も準備をしながら本番への期待がどんどん膨らんでいきました。

今回の特別公演の様子は、アーカイブ動画でお楽しみ頂ける予定だそうです。準備が整い次第、アンサンブル藝弦のサイトでアナウンスされるとのことですので、お楽しみに。


一足はやく、ダイジェストをご紹介します。




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