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Masaé Gimbayashi-Barbotte タカギクラヴィア松濤サロンでのライブ収録

  • 執筆者の写真: STUDIO 407 酒井崇裕
    STUDIO 407 酒井崇裕
  • 2017年9月6日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月13日


9月2日に渋谷にあるタカギクラヴィア松濤サロンで、ピアノのライブ収録をしてきました。フランス在住のピアニスト、“バルボット銀林 成江”さんのニュー・アルバム 「ミッドサマー・ノクターン」のリリースを記念したリサイタルで、一時帰国のタイミングで行われました。この最新のアルバムは、現代曲を中心とし、豊かな心象風景が広がる作品に仕上がっています。今回の帰国リサイタルは、このアルバムからの曲を軸として約90分、美しいピアノの響きとともに秋の訪れを感じる時間になったのではないかと思います。

「ミッドサマー・ノクターン」は9月8日にCD発売。iTune、amazonをはじめ配信系のサービスも同日に開始とのことです。


Masaé Gimbayashi

来る9/14(木)には「穂の国とよはし芸術劇場」にて、グロトリアンによるコンサートも予定されていますので、お見逃しなく。

昨年の秋も同じくタカギクラヴィア松濤サロンで収録させて頂いたので、レコーディングのセッティングも速やかに進み、リハーサルの音決めに集中することができました。サロンのような小規模なスペースではホール録音とは違った観点でマイク・セッティングに気を使う必要があります。ピアノは楽器自体が大きく、放出される音のエネルギーも大きいので、わずかなマイク位置や角度の違いが鋭敏に収録音に影響してきます。演奏会では避けられない空調ノイズや、観客からの見栄えも気にする必要があり、テスト録音を聞きながらバランスよい響きが得られるよう調整を繰り返します。松濤サロンには天井に設置されたマイクホルダーがあり、視覚的に邪魔にならず、かつ、よい音が収録できるようにマイク・スタンド立てる苦労が軽減されるので助かります。


タカギクラヴィア松濤サロン

リサイタルの曲目は、アルバムに収録されている曲をほぼカバーする内容で、ファンにとっても嬉しい時間だったのではないかと思います。ショパンから始まり、ブラームス、コープランド、アイヴズ、ドビュッシー、ジョン・ケージ、ジョン・アダムズ、エリントンと続き、ラストはバルボットさんの即興演奏曲で終演しました。こうして曲目を眺めると、ジャンル横断的というか、枠に捉われない自由な音楽世界が繰り広げられており、斬新な演奏会だったことが分かります。

改めてライブ収録した音源を通して聴いてみると、多彩な演目であるにも関わらず、そこには貫かれるような通底する心象風景が浮かび上がってきて、バルボットさんがプレイヤーというよりはアーティストであることが再認識されます。

当日のライブ音源から2曲ご紹介します。



 
 
 

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