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西原侑里さんCDアルバム「Toucher」リリース 秩父ミューズパーク音楽堂

  • 執筆者の写真: STUDIO 407 酒井崇裕
    STUDIO 407 酒井崇裕
  • 2021年12月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月12日

西原侑里さんのピアノ・ソロアルバム「Toucher」が好評発売中です。このアルバムは今年の6月6日、7日の二日間、秩父ミューズパーク音楽堂でレコーディングを行いました。初夏の秩父は爽やかな天気で、新緑の空気を感じながらのレコーディングは曲調にも似合って軽快に進行しました。


西原侑里さんCDアルバム

ピアノはローズウッドのボディを持つ1887年製のニューヨーク・スタインウェイ。1925年までカーネギーホールなどに貸し出されていたクラシック音楽の黄金期を支えた楽器です。その後、日本に送られ、当時のキャピトル東急ホテルに置かれていましたが、1986年のホロヴィッツ2度目の来日の際、ホロヴィッツの目に留まることとなり、実際にこのピアノを演奏し、絶賛しながら喜んで長時間弾いたという逸話が伝えられています。現在は、タカギクラヴィア株式会社が所有し、全国各地でのコンサートやレコーディングで活躍しており、その唯一無二の響きは多くの人々を魅了しています。


秩父ミューズパーク音楽堂

アルバムの内容は、西原さんがリサイタルなどで取り上げる曲を中心とし、どれも西原さんにとって大切な曲が収録されています。フランスの女流ピアニスト・作曲家のシャミナードから、ショパン、リスト、ドビュッシーと連なる名曲は、薫るような繊細な音色から力強くパワフルな響きまで、ローズウッドスタインウェイの様々な表情を楽しめるものになっています。西原さんはこの楽器の特色をしっかり捉え、その性能を十二分に引き出す演奏をされました。そこから紡ぎだされる響きは音楽的なイメージ世界を豊かに喚起させてくれます。

アルバムタイトルの「Toucher」はフランス語で「触れる」という意味だそうです。秩父での二日間を終えた翌日、渋谷の松濤サロンで、収録音源の確認のため西原さんとご一緒したのですが、その際、アルバムタイトルの話になり、人の感覚や身体の動き、音と関連する共感覚のお話など、タイトルに込めた思いをお聞きする機会がありました。心にそっと触れるような西原さんの演奏。多く方に聴いて頂きたいと思います。


詳細・ご購入はこちらの公式オンラインショップをご覧下さい。

タカギクラヴィアさんのサイトでも、取り扱って頂いています。

Amazonでもお取り扱いがございます。


アルバム収録曲から2曲ご紹介します。




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私たちは、ピアニストはもちろんのこと、あらゆるクラシック音楽家の皆様に向けて、心をこめたレコーディングサービスを提供しています。私たちの使命は、演奏家のみなさまが創造した美しい音楽を、世界に輝かせるお手伝いをすることです。演奏する喜び、音楽が持つ魔法、そして表現する情熱。それらを捉え、最高品質のレコーディングとして永遠に残すために、私たちは日々努力しています。クラシック音楽の世界で、あなたの才能を輝かせる一歩を踏み出しましょう。私たちのチームは、あなたの夢を実現するために全力でサポートします。どんなに小さな想いでも、どんなに大きな夢でも、私たちが共に歩んでいけることを誇りに思います。

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