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CDアルバム・ピアノレコーディング Masaé Gimbayashi(マサエ・銀林)さん かながわアートホール

  • 執筆者の写真: STUDIO 407 酒井崇裕
    STUDIO 407 酒井崇裕
  • 2018年8月18日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月13日


8月16日に、かながわアートホールでCDレコーディングをしてきました。ピアニストはMasaé Gimbayashi-Barbotte(マサエ・銀林バルボット)さんです。

Masaé Gimbayashi-Barbotte

今年の3月にリリースしたアルバム “35°” と、同じく、収録地は、かながわアートホールで、ピアノもタカギクラヴィアさんにお願いしてのレコーディングとなりました。フランスに在住のバルボットさんから、レコーディングのお話を頂いたのは6月の下旬のこと。短い滞在期間の中で、ホールとピアノのスケジューリングがタイトでしたが、1日だけ調整可能な日があり、運よくレコーディングすることができました。

銀林バルボットさんはクラシックのみならず、現代曲やジャズにも造詣が深く、ジャンルの枠に捉われない自由なピアノを弾かれますので、バルボットさんの収録は、そうしたキャラクターを音に感じて頂けるような方法でレコーディングしています。伝統的なピアノの収録方法ではなく、新しいピアノ・サウンドを追求するべく、大屋根は外し、オープン・ワイドでストレートなピアノ・サウンドを狙いました。


かながわアートホール

昨年のアルバム・レコーディングでも、同じく大屋根を外して響板をむき出しにした方法を取ったのですが、今年は、ピアノの位置を客席後方とし、ホールのセンターから少しずらして、対角線上に向けて角度をつけてみました。マイク・セッティングもピアノの位置の延長線上に配置し、ピアノが発した音が時間軸に沿ってストレートに伝搬していく経路を捉えるように配置しました。もともとピアノを客席側に配置するアイディアはタカギクラヴィアの髙木さんからご提案いただいたのですが、かながわアートホールでのレコーディングも回を重ねるにつれ、ホールの特色を活かした形に進化してきました。


かながわアートホール

収録曲目は、エリック・サティ、ガーシュウィン、ドビュッシーを中心として、割とゆったりと聴ける曲が多く、レコーディングも冗談交じりで和やかに進行しました。ホール内でピアニストさんと交わすたわいもない会話もレコーディングの楽しみの一つです。

収録した音源は現在編集作業に入っており、リリースについては未だ調整中ですが、銀林バルボットさんのホームページやFaceBook等でアナウンスされると思いますので、チェックしてみてください。


Masaé Gimbayashi(マサエ・銀林)さん

アルバム・リリースに先行して、収録した一曲をご紹介します。



 
 
 

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