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  • 執筆者の写真Takahiro Sakai

SKS Lab Hi-Res Experiment#1 好評でした!

更新日:2021年8月21日


7月30日に虎の門にあるB-tech JAPAN TOKYOで、SKS Lab Hi-Res Experiment#1と名づけた、「ピアノ生演奏」vs「ハイレゾ再生」聞き比べ“バトル”体験試聴会を開催しました。多くの方にご来場いただき感謝申し上げます。ご回答頂いたアンケートを見ても、皆さん興味深く楽しんで頂いたようで、主催した側としても嬉しいです。

今回のイベントの見どころ聞きどころは、次の通りでした。

①超ワイドレンジ。本物のハイレゾ・スペックによる録音 ②後処理の余地なし。演奏の同時録音直後に再生比較 ③一発録り。真剣勝負のライブパフォーマンス ④S&K Audioの補正技術によるフラットな再生環境 ⑤極上のピアノ・コンディションでの演奏と再生

世間ではニセレゾという言葉が流通するような少し混乱した状況ですが、本イベントで使用した収録マイクは、3Hz~50kHzの帯域でフラットな特性を持ちます。一般的に使用されている業務用マイクの特性は20KHzで落ちてしまうので、世間で流通しているハイレゾと言われる音源とは一線を画す超ワイドレンジの音源をお聞きいただけたと思います。

演奏直後に同時録した音源を再生しましたので、当然のことながら、後処理や加工をする余地はなく、録りたての生データの再生をお楽しみ頂きました。

演奏者、エンジニア、リスナーが真剣勝負で音に対峙する一発録りによるライブ収録を体験して頂きました。編集加工を前提とした現代のレコーディング方法とは異なり、活きた音楽をその場で切り取る原点回帰の緊張感を共有して頂きました。

S&K Audioはハードウェアのみならず搭載されたソフトウェアも優れています。独自の音場補正技術により、周波数特性、位相特性、群遅延等、の特性を最適化し、限りなくフラットで澱みのない環境で再生しました。

B-tech Japanは日本国内において1980年代からベーゼンドルファーの普及と品質維持管理技術を探求してきた日本ベーゼンドルファー/浜松ピアノセンターに在籍したピアノ技術者集団が興した会社です。創設メンバーはオーストリア・ウィーンのBösendorfer 社における長年の勤務経験、技術研修を修め高度な技術を有しています。本イベントで使用したピアノはBösendorferの最上位モデル、290 Imperial。彼らの手により品質維持をされている極上のピアノの響きをお楽しみ頂きました。


KOHさんのライブパフォーマンスも素晴らしかったです。来場者からいただいたイメージを、即興で演奏するコーナーも好評でした。


このイベントは公開レコーディングの場でもあり、加えて、直後の再生比較試聴という流れでしたので、とても緊張しました。好評の後に終了できてホッとしています。ご来場頂いた方は、耳が肥えている方が多かったようで、どなたも熱心に耳を傾けてらっしゃいました。

今回は第一弾ということで、課題も見えてきましたので、次回に向けて、よりブラシュアアップしていきたいと考えています。

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