top of page

ドローン撮影 MV収録 Masaé Gimbayashi-Barbotte(マサエ・銀林バルボット)さん

  • 執筆者の写真: STUDIO 407 酒井崇裕
    STUDIO 407 酒井崇裕
  • 2018年8月29日
  • 読了時間: 3分

更新日:2月13日


8月27日に、あさぎりフードパークでドローン撮影でミュージック・ビデオの収録をしてきました。ピアニストはMasaé Gimbayashi-Barbotte(マサエ・銀林バルボット)さんで、今年の3月にリリースしたニュー・アルバム“35°”の中からドビュッシーの曲を収録してきました。


Masaé Gimbayashi

今年は、ドビュッシー没後100年にあたり、それを記念した企画やリリースが数多くされていますが、マサエ・銀林バルボットさんならではのドビュッシーを描きたいと思い、来日される前からネット経由で打ち合わせ準備をしてきました。マサエ・銀林バルボットさんはクラシックの枠に捉われない自由なピアノを弾かれますので、そうしたキャラクターを感じて頂けるよう、自由でダイナミック、オープン・ワイドなイメージを狙いました。

よく知られている通り、ドビュッシーは日本の浮世絵からインスピレーションを得たと伝えられ、自室には葛飾北斎の絵が飾られていました。ジャポニズムを採り入れた最初の西洋音楽家とされていますので、収録地も日本を感じる場所を選択。あさぎり高原から眺める富士山は美しく、これを背景に“日本生まれフランス在住”のマサエ・銀林バルボットさんが演奏するダイナックなドビュッシーが収録のコンセプトになりました。

ピアノは野外でもOKなピアノを調達するため、タカギクラヴィアさんにご相談し、日差しの反射が起こらないマット・ブラウンのスタインウェイM型を搬入して頂くことになりました。天気だけが心配でしたが、当日は収録には絶好の快晴で、楽しく収録できました。


ドローン撮影

野外での収録は、通常のレコーディングとは違い、いろいろ準備が必要になってきます。まず、アーティストさんが気分よく収録に臨めるよう、強い日差しを避ける設営や、水分補給のための飲み物、軽食の準備、また、設営場所から演奏する場所の往復をできるだけ避ける収録プランの立案が大切です。

また、長時間かつ繰り返しが多い作業になりますので、スピーディに音の頭出しができるようシーンごとに事前にインデックスを打っておき、暑い中で体力を消耗させない準備をしておきました。


今回はドローン撮影なので、バッテリーが短時間しか持たず、スピードと集中がより一層求められました。遠い距離での音源再生になりますので、設営場所と演奏場所の両方にモニター環境をつくりますが、上空高くからの画を収録するため、ケーブルや電源類がカメラに写り込まないよう、バッテリー駆動のワイヤレス・モニターを構築しました。

収録した動画は編集も終わり、現在公開中ですが、クラシックの枠に留まらない、バルボットさんらしい動画になったと思います。



 
 
 

コメント


STUDIO 407 Slogan

卓越した技術と深い音楽性を探究されるハイレベルなピアニスト、そしてすべてのクラシック音楽家の皆様へ。 STUDIO 407は、あなたの演奏表現を、単なる記録ではなく、時代を超えて輝きを放つ芸術作品へと昇華させるための専門レコーディングサービスです。​

【私たちの使命】

私たちの使命は、単に音を記録することではありません。 あなたの音楽に宿る魔法、表現に込めた情熱、そして一音一音に注がれる魂のすべてを深く理解し、受け止めること。その尊い響きを、色褪せることのない最高品質の音源として結晶させ、世界中の聴衆のもとへ届けること。それこそが、私たちの存在意義です。

【私たちが提供する、揺るぎない価値】

最高峰のピアノと、理想を追求した音響空間

コンサートグランドピアノの豊潤な響きを、最も繊細なピアニシモの息遣いから情熱的なフォルテのうねりまで演奏のすべてを忠実に、そして艶やかに描き出します。

音楽的対話でビジョンを共有する、専門エンジニア

私たちのエンジニアは、技術者であると同時に、あなたの音楽の第一の聴衆であり、理解者です。クラシック音楽への深い造詣を基にした「音楽的対話」を通じてあなたの音楽的ビジョンを正確に共有し、理想のサウンドを共に創り上げるパートナーとなります。

演奏家のキャリアを支える、多様な録音プラン

​​​​世界に通用するCD・配信音源の制作、国際コンクール提出用の高品位な録音、そして大切なリサイタルの記録まで。あなたのキャリアにおける、いかなる重要な局面においても、最高のクオリティでお応えします。

あなたの才能を、世界が待っています。 さあ、その素晴らしい音楽を、世界に解き放つ次の一歩を踏み出しましょう。

レコーディングに関するご相談や質問など、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。あなたの夢を実現するパートナーとして、私たちが共に歩んでまいります。

事業者名

STUDIO 407(スタジオ ヨンマルナナ)

運営統括責任者

酒井 崇裕

所在地

〒221-0063
神奈川県横浜市神奈川区立町23-36-407

電話番号

090-6473-0859

メールアドレス

ozzsakai@gmail.com

URL

https://www.studio407.biz

ピアノラジオ番組:二人の司会者が収録中
  • Youtube
  • Facebook
  • Instagram
  • note_logo
  • X

​© Copyright 2025 STUDIO 407 

bottom of page