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YouTube動画収録「進藤麻美」さん スタジオ ピオティータ ピアノレコーディング

  • 執筆者の写真: STUDIO 407 酒井崇裕
    STUDIO 407 酒井崇裕
  • 2018年7月4日
  • 読了時間: 4分

更新日:2月13日


6月29日にピアノ演奏のYouTube用動画収録をしてきました。ピアニストは、「進藤麻美」さんで、スタジオ ピオティータさんでの収録をご希望され、ご依頼をいただきました。進藤さんは、ドイツで研鑽を積まれ、2016年に1stアルバム 『アフターグロウ』でピアノレコーディングCDデビュー。今後の活躍が期待される新鋭のピアニストさんです。プロフィールを簡単に。

Mami SHINDO 進藤麻美


Mami SHINDO 進藤麻美

桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業、同大学研究科修了。ドイツ国立リューベック音楽大学を最高点で卒業、同大学大学院をソロ、室内楽ともに最高点で修了。在学中、2011年度スタインウェイ賞(スタインウェイハンブルク社主催)優勝。

ジーナ・バックアワー国際ピアノコンクールエキジビションコンサート(アメリカ)に出演。草津夏期国際音楽アカデミー、ザルツブルク・モーツァルテウム夏期国際音楽アカデミー(オーストリア)他、国内外のマスタークラスで研鑽を積む。

第4回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA大学生部門銀賞(金賞なし)。第11回アレクサンドル・スクリャービン国際ピアノコンクール(フランス)第3位。第2回ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ記念国際ピアノコンクール(ポーランド)セミファイナリスト。第14回イル・ド・フランス国際ピアノコンクール(フランス)第3位。第1回ハンス・フォン・ビューロー国際ピアノコンクール(ドイツ)第2位。この他、国内外の数々のコンクールにおいて優勝および入賞を果たす。

ドイツ各地でソロリサイタルを開催。ソリストとしてマイニンゲン宮廷楽団、ポーランド国立クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団等と共演。また室内楽奏者としても幅広い演奏活動を行う傍ら、後進の指導にも当たっている。

YouTube用ということで、収録のマイク・セッティングとテスト録音を済ませた後、撮影用のカメラの位置決めとアングルについて簡単に打ち合わせ。今回は3カメで収録を行いました。事前に曲目をお聞きしてあったので、進藤さんのご希望も伺いながら曲のイメージを活かせる画が撮れる位置に調整していきます。


スタジオ ピオティータ

スタジオ ピオティータさんは最近改善工事が完了されたばかりで、工事完了後はじめての収録でしたが、利用者視点での工夫が随所に施されており、ますます使い勝手がよくなって今後が楽しみな場所です。とくに、空調設備は一番気合を入れて改善されたそうで、パワフルでありながらとても静かな空調は素晴らしいと思いました。

ピオティータさんから工事中の写真を拝借していますが、熱交換容量と換気量を大容量に更新。極太のパイプが天井裏にびっしり施設してあります。このパワフルな空調機器からの吹き出しを静粛にするため、エアコン系の吹き出し4、自然リターン5、強制リターン1の3種類のグリルを設け、エアコン吹き出しはコンサートホールと同等の静音設計。天井の吹き出し溜まり室にいったん吹き出し、そこから静かに「押し出される」仕組みになっているそうです。


スタジオ ピオティータ

収録当日は梅雨開けが発表され、とても暑い日でしたが、空調が入っていることも忘れてしまうような静けさで、演奏者も収録する側も快適に過ごすことができました。収録の場合、動作音の観点から、空調設備を止めざるを得ないケースが多いのですが、その必要もない環境は本当にありがたいです。とくにビデオ撮影の場合、演奏者が汗ばんでしまう事態は避けなくてはいけないため、なおさらです。

収録は、ラヴェル、ショパンの2曲と、グラナドス、ファリャの2曲の4曲でした。ポピュラーなものとあまり一般には知られていない曲の組み合わせで、曲調もそれぞれ違いながらも一貫性を感じる絶妙なバランス感覚だと思いました。お話している時の進藤さんからは穏やかで物静かな印象を受けていたのですが、ピアノに向かった瞬間、一気に音楽に没入していく集中力はさすがだと思いました。難易度が高い曲も、それを感じさせない、ほとばしるような演奏で、各曲2テイクで収録が完了しました。

収録した中から2曲をご紹介します。



 
 
 

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運営統括責任者

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神奈川県横浜市神奈川区立町23-36-407

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090-6473-0859

メールアドレス

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