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  • 執筆者の写真Takahiro Sakai

ヴィンテージ・NYスタインウェイのあるスタジオ

更新日:2021年8月21日


STUDIO 407の指定スタジオにヴィンテージのニューヨーク・スタインウェイを設置したスタジオが加わりました。杉並区下高井戸にある「スタジオ ピオティータ」さんです。新宿から20分、渋谷から25分と立地も便利です。普通の住宅の中にあり、一見すると、本当にここにスタジオがあるのか?と思うような所ですが、中に入ると演奏家の方が喜ぶ気配りと充実した環境で、隠れ家的なスタジオです。

スタジオ ピオティータ 

何といっても、ピアノが素晴らしい。1931年製(1990年リビルド)のニューヨーク スタインウェイB型で、ピアノ選定はオーナー様自ら行い、ニューヨーク・スタインウェイ工房から独立した親子の職人さんが経営するニューヨーク市ブルックリンにある工房でリビルドされたとのことです。まさに、こだわりの響きです。

スタジオ環境も、気持ちよく演奏に集中できる細やかな配慮がされています。音響専門業者による設計で、お好みに応じて、反響板やクッションなど間接音の調整が可能。採光を取り入れた明るい室内で、大型スピーカーを配したオーディオ装置、100インチ・プロジェクター、マイク、ミキサー、グラフィックイコライザーも備えており、演奏と合わせた映像パフォーマンスや、鑑賞会、ライブパフォーマンスにも利用できると思います。スタジオの隣に飲食もできる控室があることも嬉しい気配りだと思います。

何度かスタジオ ピオティータさんを訪ねているのですが、いつも、ピアニストの方がレッスンでご利用されており、演奏家を惹きつける魅力があるのだと感じました。オーナー様曰く、落ち着いて演奏に集中できるというご感想を頂くことが多いとのこと。

今回、ピアノ演奏の録音をしてきましたので、スタジオご紹介のビデオとしてまとめてみました。加えて、曲のバリエーションによるピアノの響きを聴いて頂けるよう、録音した音源をダイジェストにしてみましたので、お聴きください。ニューヨーク・スタインウェイの比較的キラキラした高音部と落ち着いた気品のある中低音のバランスの良さをお聴きいただけると思います。スタジオの音響もナチュラルで、録音にも適していると思います



ヴィンテージのピアノは、素性のよいピアノであることは言わずもがな、その後の継続的なメンテナンスもとても重要です。リビルドであるからこそ、タッチやピッチの維持は非常に大切になります。スタジオピオティータさんでは、24時間365日空調システムを稼働させて温度湿度の管理を行い、常にピアノの状態を維持しており、専任のピアノテクニシャンの手によって、日本の湿度・スタジオの広さや響きに合わせた音色の調整、そしてヴィンテージ・ピアノならではのパーツのメンテナンスが施されているとのことです。極上のヴィンテージ・ピアノの響きにご興味がある方はお問合せしてみてはいかがでしょう。


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