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執筆者の写真Takahiro Sakai

アンサンブル藝弦 Hakuju Hall

9月18日にHakujyu Hallで、アンサンブル藝弦の演奏会を収録してきました。アンサンブル藝弦は、1987年にヴァイオリニスト井上將興氏が音楽家を志す若者のために、氏自身をコンサートマスターとする弦楽合奏団として設立され、現在はプロとして各方面で活躍するメンバーを中心に構成されています。

日本各地また海外においてもアメリカ、ドイツの音楽祭などで演奏を行い好評を得ている弦楽合奏団で、とくに、2019年より継続的に開催している長野県安曇野市教育委員会主催による演奏会は、これまでに10回を数え、演奏者と聴衆の心の繋がりを大切にした活動を積極的に行っています。

昨年秋もMUSICASAで収録させて頂いていたのですが、今年は弦楽の響きに定評のあるHakuju Hallでの演奏会ということで、私も楽しみにしていました。



収録の方は初の試みとして、3点吊りにZoom F3をセットし、ホールの音声回線を経由せず、マイクから50cmの距離でダイレクトに録音する方法で行いました。F3へ入力後、すぐさまAD変換しmicroSDへ記録するので、信号経路としてはこれ以上望めないくらいのクリーンな鮮度を保って録音することができます。Zoom F3は最近登場した人気の小型レコーダで、32bitフロートをサポートしており、マイクゲインの設定も不要。マイクセット後、そのまますぐにレコーディングができることで人気がある機種です。




当日のメンバーは(敬称略)


石川 隆(Vl) 中山 友希(Vl) 村岡 陽子(Vl) 申 愛聖(Vl) 鈴木 葉子(Vla) 山﨑 愛(Vla) 安喰 千尋(Vc) 井上 貴信(Vc)


の皆さんで、秋の訪れを感じる中、若い感性が光るしなやかな演奏でした。収録したプログラムは、近く、アーカイブ配信としてお楽しみできる予定だそうです。配信の告知はアンサンブル藝弦のFaceBook等でアナウンスされると思います。



一足はやく収録した一部をご紹介します。


アンサンブル藝弦では、来る11月にも複数の演奏会を予定しており、ピアニスト、指揮者、作曲家としてチェコで活躍し音楽文化を長年支えてきたスタニスラフ・ボグニア氏をゲストに迎えた特別公演となるそうです。ご注目ください。




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